子宮全摘を控えた独身子なしアラフォーのブログ

女だけど子宮いらない〜全摘でQOL爆上がりしました〜

子宮筋腫(粘膜下筋腫)で過多月経&貧血に苦しみ、ようやく子宮全摘を勝ち取った独身子なしアラフォー会社員のブログです。

子宮全摘出の決定ハードル

私に取っては念願の、待ちに待った、祝!ようやく全摘が決まったというのが正直な気持ちです。

子供が欲しい、子宮を取りたくない方にはこの後に書くことはご気分を悪くするお話だと思います。

 

私はもう何年も、自分に子宮はいらないと思ってきました。

性自認が男性だとかそういう理由はなく、「出産」を人生設計から消して以降、じゃ何のためにこの毎月無駄に血を流すだけの臓器が存在するのかと。

生理自体は妊娠希望のある人にとっても「面倒、なくなってほしい」という気持ちがあると聞きます。実際に妊娠、授乳期間に生理がなくなって、いざ戻ったらしんどくて仕方がないとか。

そう思っているうち、2018年から一年半の間に二度の子宮手術をすることになり、その気持ちはますます高まったんですよね。この後の人生こんなにちまちま手術していられない、取った方が楽だと。

 

でも「子宮全摘出」って思った以上にハードルが高い。

基本的には癌のような大きな病気が見つかった時を念頭に考えられている処置だと思います。筋腫の場合だったら巨大化したとか、生活に支障をきたすとか。

では「生活に支障をきたすレベル」ってなんでしょうね?

私にとっては、

・平日に多い日がかぶらないように

・ピルで多い日が土日にあたるように調整をして

・2日目3日目にあたった土日はオムツナプキンをして外出しない(できない)

これだけで十分生活に支障を来していると言えました。

どうしてもどうしてもずらし予定が合わなくて、行くのを諦めたイベントも多々あります。

最初に筋腫の手術をした時は「ピルを飲んでいてそれはおかしい」と医者に言われて手術をしました。でも筋腫だけ取っても再発するというのを身をもって知ったわけです。

しかも大出血。輸血までしたのだから、冗談ぬきに死にかけました。それでようやく、どうする?と問われてもう取ります、が通じたわけです。

入院当日の診察時でも、まだヘモグロビン4.9なんて数値が出る前は、医者は私が「全摘したい」と言ったら眉をひそめました。

私が独身子なしだからというのもあるのでしょうが、分別のつく大人が自分の意思で全摘でいいですと言っているのだから、こんなことになる前に、健康を損ねる前に全摘できる道はもう少し開けていてもいいのではないかと思います。

 

あくまで私見です。

全摘が決まった気持ちとしては、ようやく解放されるんだ、それしかないです。

子宮がなくなった後の生活が楽しみです。これが本音です。