おそらく術後一番しんどかった日です。
ほとんど眠れないまま朝を迎え、うー背中が…背中が張って痛い…と腕を動かして伸ばしてみたり。
一刻も早く離床しなければ、まずそれが頭を過りました。
そのうちに何故か襲ってくる猛烈なみぞおち痛。痛い!何これ!?
どうやら腹腔鏡手術のガスがあがってきて痛むこともあるようです。昼頃には解消しましたが脂汗をかくほど痛かった。なんなら手術したお腹よりも痛かった。ベッドの柵を掴んで耐えました。
朝の体温は37.3℃、次の検温は37.5℃。
その後、お医者さんが来て離床の許可が出、心電図が外れ、フットポンプが外れ、尿管が外れ、術後初めて起き上がり…イテテテテ!!
これは硬膜外麻酔を使いましょうということで、看護師さんに促されてボタンをプッシュ。術後も一定量を入れながら、痛む時には自分でも入れられるように背中につないだままになっています。
ベッドに腰掛けて、まずは体拭き。術衣からパジャマへの着替え。
T字帯にもほとんど出血はついていないそうです。持参したデカパンに昼用ナプキンをあてて装着。
そして…
「歩いてみましょう!」
キター!
一歩踏み出すごとにお腹にずーんと響く感じでしたが、何とか病棟を一周できました。
部屋に戻った後は安心したのもあり、ベッドでうとうと…やっと少し眠れました。
そして、待ちに待ったごはん!
うーん、液体!笑
重湯200g、具のない味噌汁、甘いジュースにお茶、プリン。
重湯は意外とお腹にたまりました。
昼食後、自分でもう一度歩く前に麻酔のボタンをプッシュしたら、足までしびれてしまって逆に歩けず😅結局昼寝しました。
15時になるとお医者さんが来て、今度はドレーンが外れ…イテテテテ!!
ドレーンって意外と長いのがお腹に入ってるんですね💦子宮はなくなったはずですが、抜かれるときにチクチクと子宮体がんの検査をされているような軽い痛みがありました。
ドレーンが入っていた穴にテープを貼ってもらって終了。
そしてまた発熱。38.2℃。
そんなに具合が悪い感じはしていなかったのですが、結構上がっていたようです。アイスノンをもらって昼寝継続。
看護師さんが「そろそろ尿管を抜いて何時間か経つのでおしっこが出るはずですよ。トイレに行ってみてください」というので行ってみたものの…出ない。
水を飲み直して再トライするも…チョロチョロ。
え?なんかおかしい?
嫌だ!また尿管を入れるのは嫌だ!意識がある状態で尿管を入れられるなんて嫌だ!!
と思いましたが、どうやら麻酔のせい。チョロチョロ…を何度か繰り返して膀胱にたまった尿を出していくので、一回のトイレにもの凄く時間がかかります…
そんな時間のかかるトイレを寝るまでに5回くらいしたかな。
夜には夕飯におかずが登場。
お腹は重しを乗せられているようなズーンとした感じ。安静にしている分にはまあこんなものかな、という感じです。
少し足がムズムズしたりしましたが、この日はゆっくり眠ることができました。