初潮〜10代の生理・機能性月経困難症
私の初潮は9歳半過ぎのことでした。
朝起きてトイレに行くと、パンツのお股の部分が血で真っ赤。
親からも学校でも生理のことなんかまだ教わっていなかった9歳の私は、何かの病気かと慄きました。
そして、黙って血のついたパンツを脱いで洗濯かごに入れ、新しいパンツをはいて学校へ。
新しいパンツといっても生理のことも知らなければナプキンの存在も知らないので、血を流しながらそのままはいていたわけです。
で、洗濯かごの血のついたパンツを見た母が担任に電話したようで、私は学校で担任に呼ばれて保健室に連れて行かれたという。
その時の担任、女性ではあったんですけどすっっっっっっっっっっっごく嫌いな先生だったので、初潮は嫌な思い出として私の中に残ってしまっています。
生理への嫌悪はあの時から始まったのかもしれない。
今はもう小4くらいで生理のことを習うというような話も聞いていますが、結局私が小学校の授業で生理のことを習ったのは高学年になってからでした。
クラスでちらほら「生理きた?」とコソコソ話す女子が増え出した頃、野生児みたいな鼻のきく男子が休み時間に「なんか鉄くさくねー?」と大声で言っていたりしましたね。
その男子に生理をからかう意図があったのかは分かりませんが、事実として経血ってほんと鉄くさいですよね…汚してしまった下着や服を手洗いしている時なんかすごく思います…
そりゃ過多月経であんなにドバドバビシャビシャ出血してたら鉄欠乏性貧血になるわけだ。
さて、思春期が進んで高校生になると、どうにも月経困難症の症状が強くなってきました。
とにかくお腹が痛い。吐き気もする。変な汗が出て顔面蒼白。
授業中に「すみません…」と保健室に行くことを申し出て、保健室に行く途中にトイレで下痢、保健室のベッドで横になったらほどなく気分が悪くなってきて嘔吐。
嫌な顔ひとつせずに背中をさすってくれたり湯たんぽを入れてくれた保健室の先生には感謝しています。その辺は女子校で助かったのかな。
高校を卒業するまではそんな感じでした。